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中村ぜんきち後援会会報

第14号 平成18年5月12日発行

希望と不安が混在する中で、常に多賀城のことを考え、活動する中村善吉氏に大きな期待を託します。

 景気は明るい兆しが見え、オリンピックでは荒川静香選手の金メダル、王ジャパンの野球世界一と喜ばしい話題の反面、相変わらず各界や家庭のモラルの崩壊、肉親による老若者虐待や殺人、若者による無謀運転による悲惨な交通事故の多発等、我が国の現状に不安を感じます。

 こんな時こそ、安心で住みよい多賀城をつくってくれる人を望みますが、3期12年目の市議会議員として、全力で本市のために活動している中村善さんに期待します。

 彼は公約の実行をモットーに福祉、教育、まちづくり更に皆さまのご要望にも真剣に取り組んでいます。議会でも活発に発言しています。

 特に昨年は、4年に1度の教科書の採択の年にあたり、昨年度使用中学校の「公民」教科書の問題を指摘し、更には国語教科書の指導書についても、その疑問内容と利用方法の改善等を、それぞれ再質問して訴えました。

 福祉の面では、この4月から実施された介護予防事業の充実を図るために質問しました。

 今後とも彼の活躍を期待します。

中村善吉後援会 会長 井馬  清

次世代の多賀城市を考えて市議会に臨み質問しました。

一般質問(平成18年3月9目 第1回定例会)

介護予防の施策とその具体的な実施内容について

(問) 高齢化の進行、がん、心臓病、脳卒中など「生活習慣病」さらに「ねたきり」や「認知症」などの増加は、個人的、社会的に深刻な問題になっている。多くの高齢者が健康で心豊かに暮らせるために、従来の介護重視から健康増進と発病予防の「一次予防」を重視して、「健康寿命」を延伸させる介護予防事業の実施にともない、その施策と実施内容について、(1)準備作業はどのように進められているか。(2)各種施策は具体的にどのように実施されるのか。(3)評価事業はどのように行うのか。

(答) (1)保健師を中心に、栄養士や歯科衛生士も活用しながら準備を進めております。(2)元気な一般高齢者には、地域に出向いての予防に関する健康教室を、また、運動機能の向上、認知症、閉じこもり予防等の事業のほか、従来、本市で実施してきた転倒予防教室も継続実施の予定です。(3)特定高齢者に対しては、各事業毎にその効果を評価し、3ヶ月〜6ヶ月に一度直接面接調査を行い、国の予防評価マニュアルに沿って{改善}、「維持」、「悪化」との評価を行って参ります。

  介護予防を提案した参考書   集会所の重要さを説明(コジツケ)図

●NPO法人多賀城市民スポーツクラブの一員として協力します。
 ◎多賀城市体育協会の理事としての活動経過

初版本で「廃用性萎縮の法則」を知り、市民の健康維持の為に、昭和62年に市民総合スポーツ大会開催を提案し、現在に至っている。(当時、市民と日中市内在住者とのスポーツ大会はあったが、その予算を市民の健康推進のために全部市民に還元すること。)これは第二次国民健康づくり対策実施(昭和63年〜)より、1年前に相当している。

 

資料177頁で、「年齢と身体的及び精神的能力」曲線を知り、さらにそれを社会教育の一環に適用(右上図:一種のコジツケ)し、集会所の重要さを説き、地区集会所の補助金アップを、平成3年に提案。一行政区250万円が500万円となった。笠神会館は補助金アップ第1号となった。(平成4年度)。

一般質問(平成17年6月21日第2回定例会)

1.歴史教科書の採択について再質問(後援会会報第14号では省略)

(問) 4年前、左翼主導の東書(東京書籍)など7社とそれに対抗(非左翼)1社とから、東書が採択されたが、(1)その採択で、(ア)国の通知、県議請願の無視は、(イ)校長会での指導内容は、(ウ)採択結果は。(2)教科書の内容で、(ア)反日、法的解釈への配慮は、(イ)総合的評価は。

(答) (1)本市では、県教育委員会の指導・助言のもと、各中学校において適正かつ公正に決めるよう校長会を通し指導しています。採択結果は、東京書籍と帝国書院のうち、東京書籍が採択協議会において採択されました。(2)検定を通ったものであり、問題があるとは考えておりません。
後援会会報第14号で紹介したように、問題があるから再質問をしたものです。

◎(1)−(ア)については、答弁そのものがありません。(1)−(イ)校長の指導そのものが、公正を欠き不当な圧力になっています。東書ありきが先行していたとか、その具体的内容がなく残念です。(2)の答弁は、答弁にはなっていません。

◎聞くところによると、校長OB会から教科書メーカーに何人かが天下っており、その者の影響が大きいとのこと、事実とすれば、これほど青少年への背信行為は無いと考えるもので、理解できません。

2公民教育について再質問

(問) 前回答弁の意味が不明であったので、(1)採択結果において、(ア)本市の推薦書は、(イ)採択地区協議会の結果は。(2)教科書の内容において、(ア)本市での8社の総合評価は。(3)内容の教育で、(ア)男女共同参画社会の実態、(イ)東書の欠落内容について、(a)公の重要さ、(b)国家主権、(c)国の安全保障等はどのように指導しているか。

(答)(1)東京書籍です。(2)8社すべて学習指導要領に準拠した教科書であると認識しています。(3)学習指導要領に準じて指導しております。

●上記答弁は疑問です。(2)−(ア)および(3)は説得させる内容が無く答弁にはなっていません。特に、(2)では、その採択作業時に各教科書の内容調査は無く、(3)−(ア)男女共同参画社会の実態、については、その利点欠点、歴史と伝統文化の破壊、フェミニスト思想の導入等には無関心で説明がなく、(3)−(イ)東書の欠落内容については、自主独立国家の国民教育に必要な教育内容であり、公民教育の歴史および教育の趣旨(下記の説明参照)からして、(3)の答弁はあり得ないことです。公民教育の目的は、子ども達に、保護国根性の醸成であるからです。

○帯(表面)記述
・公民教育が理想とする恐るべき〈国家国民像〉。
修身・道徳を排した戦後教育。
 
○帯(裏面)抜粋。
民主主義の過剰と保護国の思想 ─占領下の国定教科書─
歴史と国家の解体 ─検定教科書の始まり─
・全体主義化と国家再建の方向 ─昭和30〜36年度─
・教科書健全化の試み ─昭和37〜52年度─
・家永裁判と平等の偏重 ─昭和53年〜平成4年度─
・反日全体主義の完成 ─平成5〜17年度─

※このような教科書では、日本人特有の規範意識も習得できず、モラルの崩壊、親による子どもの虐待、学校でのいじめ、自殺の多発は当たり前のことです。教科書採択責任者の教育者姿勢が理解できません。

◎横田めぐみさんは永久に日本には帰れないでしょう。

一般質問(平成17年12月13日 第4回定例会)

国語教科書とその指導書(先生のトラの巻)の使用について再質問(特に歴史事項に注目して)

(問) 昨年9月、答弁意味不明の中学校2年国語「表題・半分のふるさと」とその指導書について、(1)教科書(東京書籍)の採択(選定理由)について、(ア)教育委員の関与と本市選定は、(省略)。(2)教科書の内容について、(ア)フィクションかノンフィクションか、(イ)実話作品の場合その必要十分条件は。(3)指導書について、(ア)内容の調査体制は、(イ)教育方針(歴史事項の検証なし)採用の是非は、(ウ)歴史事項の説明はどのように記述されているか、(エ)作者から中学生へのメッセージは。

(答) (1)―(ア)各教育委員とも教科書を閲覧し、それをもとに決めています。―(イ)(省略)。(2)―(ア)作者の体験をもとに書かれた作品であり、ノンフィクションというのが一般的かと思われます。―(イ)答弁なし。(3)―(ア)検定を通った教科書を使用しているということです。―(イ)学習指導要領が指針であり、その付随資料として指導書があります。―(ウ)歴史事項を扱う時間的余裕がないと云うことです。―(エ)困難を乗り越えて理解しあうことの大切さです。

※(1)―(ア)に関して、ある教育委員に、教科書閲覧の有無を尋ねると、「教科書を読んでも分からないから、専門家にお任せです。」でした。従って、教科書採択には、教育委員はタッチしていないことになります。不可解な答弁です。

◎この再質問のキーポイントは、(2)―(イ)答弁なし、の答弁内容です。たとえ国語の教科書であっても、作品がノンフィクション(実話)であれば、記条述内容(歴史事項)は真実であることが、絶対件ですがそれには無関心でした。従って、答弁(3)―(ウ)は全く理解出来ません。

◎指導書を読んだ限りでは、作者のメッセージ(3)―(エ)は、正しい歴史認識をもつことがより大事です、と理解しています。不可解な答弁です。



●国語教育の中に,日韓併合当時の朝鮮の被害歴史教育が組み込まれている。
●母親の美談の隠し味に日本の近代史(左資料ではなく右資料)が利用されている。
指導書の方針は歴史事項を検証しないこと。韓国での反日歴史教育内容をそのまま、日本の中学生に刷り込むようにしている。(全然理解できません)

※教師用教科書、指導書等は本市の予算で購入されていることが、理解できません。

左資料 右資料


 「半分のふるさと」
(教科書記述)の概要
 私・マキちゃん(作者イ サンクム)は、明治43年(1910年)日韓併後、日本に出稼ぎに来た女性の、日本で生まれた女の子で、家は貧乏であったが、親切な周囲の人々の協力で成長し、古新聞などを利用して日本語などを母親と一緒に勉強し、小学校1年生の修了式には賞状をいただくことになった。修了式には、洋服も着物も黒い多くのお客や父母達も参列し、子どもたちもセーラー服だったので、式場全部が黒々としていた。式が始まった。そこへ遅れてオモニ(母親)が朝鮮服で現れた。白いチョゴリ(上着)に黒いチマ(スカート)を着ていた。黒々とした着物の間に、白いチョゴリがくっきり浮かんで見えた。私は恥ずかしくて気が気でなかった。後ろの方で「朝鮮、朝鮮。」とひそひそ声がしたが、オモニは首をしゃんと上げて平然としていた。無我夢中のうちに式が終わるや、私はオモニを見向きもせず、一目散に家に帰り、畳に賞状を投げつけて、両足を伸ばしたまま、大声で泣いていた。
 そこへオモニが帰ってきて、私の背中をさすりながら、ひざ引き寄せて、正装に関する日本と朝鮮との文化の差を話したが、私が泣きやまず、オモニは私を膝の上に抱き上げて、オモニが日本に来た話をして聞かせた。
 『昔、朝鮮は立派な国だった。日本の人に、学問を教えてあげるほど立派な国だったよ。そのうち、日本はあまり力が強くなって欲を出し始めた。(中略)、日本は清国と戦争をして勝ったよ。その次、ロシアと戦争して、また勝った。(中略)。その勢いで、日本は、とうとう朝鮮を自分の国にしてしまった。反対した朝鮮人は、日本の警察や兵隊に、文句言う朝鮮人は、みんな捕まえられたり、牢屋に入れられたり、財産とられたり、拷問にかけられてけがしたり、死んだ。
 やがて、朝鮮人による日本からの独立運動・万歳運動がおきた。武器を持たない多くの朝鮮人は、日本の警察や兵隊によって、撃たれたり、切られたりして、死傷者となった。おじちゃんも進んで参加したが、行くへ不明のままだった。』

 そこへアボジ(父親)が、仕事から帰ってきた。アボジが日本に来たことも話された。マキちゃんは朝鮮人でこれからも辛い思いをするかも知れないから、 本当のことを話したとのことだった。
 オモニが3歳の時おばあちゃんは死に、9歳の時おじちゃんが死んだ。13歳の時、日本に出稼ぎに来る男の人と一緒に日本に来た。
 オモニが一人ぼっちになったのは、私と同じ9歳だった。その夜は母のことを思って忍び泣いた。
 その後だったか、『赤い靴を履いた女の子・・・』の歌を覚えてから、その歌を歌ったり聞いたりした時、赤い靴の代わりに、花靴をはき、連絡船に乗るため釜山埠頭に立っているオモニの姿を思い浮かべた。その映像は私の瞼に焼きつき、その映像を何百回も思い出して涙ぐんだ。以上です。

なお、作者イ サンクムさんは、高校、大学教育は韓国でうけています。従って、オモニが話した歴史事項は、作者が韓国で受けた反日的歴史教育内容であろうと考えられます。教科書(脚注・キャプションも含む)および指導書内の歴史事項を何ら検証もなく、わが国を侵略者殺人者と決め付けた教材を使用するのは如何なものかと考えるものです。
 「半分のふるさと」は文学書としては、日本児童文学者協会新人賞の他4賞を受賞しているが、狭い教科書内だけでは、必ずしも賞には与えしない作品と考えられます。歴史事項がわが国に無関係であれば、口を挟む余地はありません。
 この一般質問に先立って調べた資料を前出(右資料)に加えて、下記に紹介します。教育責任者には、当然のこと、下記3資料の内容をも、子ども達たちには説明して戴きたいものです。

なお 著者はいずれも、加耶大学客員教授 崔 基鎬(チェ・ケイホ)氏。

   

 李氏朝鮮・韓国の国情は?

   韓民族を救ったのは誰  

 日本の安全保障は

※西暦700年前後、百済、高句麗の滅亡、新羅統一と唐との関係、百済、高句麗の文化人が、なぜ日本に移住して来たのか、14世紀半ば、高麗の滅亡、同時誕生した李氏朝鮮と大陸の明、清との関係、高麗の文化人がなぜ日本に移住して来たのか、進んで中国の属国になり下がった百済と李氏朝鮮の大罪、国家とはいえない国情、植民地拡張、弱肉強食それにロシアの南下とわが国の安全保障対策等の時代背景をも正しく検証なしに、国語の時間にまで、我が国の近現代史を子ども達に刷り込ませる本市の教育方針は、理解できません。

平成17年度内における主な活動

【6月7日撮影】 【5月19日撮影】
20年来の県道側溝のゴミ及び汚泥除去(2トン車で2台半)
(大代5丁目6番地付近)
平成17年6月6・7日
 
【正しい歴史、公民教科書を子供達へ】

自由民主党宮城県支部連合会主催の「教科書改善フォーラム」に参加
○発言者:衆議院議員 伊藤信太郎氏
●安倍晋三幹事長代理(現総理)VD出演 
(ホテル・キャッスルプラザ)
平成17年6月4日

第67回全国都市問題会議に出席
議題「個性輝く都市の再生」
(高松市 サンポートホール高松)
平成16年10月19日
 
【アトラクションのハンドベル演奏】

多賀城市手をつなぐ育成会の成人を祝う会に参加
(小野屋ホテル)

平成18年2月6日


第12回多賀城大学文化祭・委員長挨拶
(多賀城市文化センター小ホール)
平成17年10月23日
 
平成17年度 健康・体力作り研修会に参加 主催 宮城県教育委員会&他
(宮城県自治会館9階研修室)
平成18年2月20日


中村 善吉 平成18年度の目標

福祉と教育

 主な公約は教育および福祉行政の充実であります。教育面では、昨年、4年に1度の新しい中学校教科書が採択されましたので、本当に我が国の義務教育にふさわしい歴史および公民教科書等であるのかを、教育委員会に働きかけることです。昨年の教科書に関する一般質問からもお分かりのように、多賀城市では、特定の左翼系教科書メーカーとの結びつきが強く、反日的教科書を採択して来た経緯があるからであります。
一方福祉面ですが、少子化対策の見直しと高齢者の介護防止対策の促進であります。特に、この4月から介護予防事業が発足しましたので、広域的な保健施策の促進さらにはNPO法人多賀城市民スポーツクラブの支援、充実などを強力に推進してまいります。さらに、多賀城市スポーツクラブの一員として行政に協力していきたいと考えています。

「多賀城市は教育と福祉で日本一です!」は、彼の口癖であります。皆さまのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。